コンクリート。良く聞く言葉ですしよく目にするものです。
モルタル。聞いた事ありませんか?建築材料として使われているのですが、コンクリートに比べると聞きなれない言葉かもしれません。
しかし、実はコンクリートに非常によく似ている物なんです!
今回はこのモルタルとコンクリートの違いについて解説しちゃいます!
モルタルとコンクリートの違いはたったひとつ!
モルタルとコンクリートの違い、それはズバリ「粗骨材が入っているかどうか」です。
・・・え?粗骨材って何かって?
粗骨材とはつまり砂利の事で、モルタルに砂利を加えるとコンクリートとなります。
たったこれだけの事ですが、コンクリートの方が強度が高く、モルタルは脆いです。
モルタルはレンガやブロックの接着剤様な役割と、コンクリート表面の仕上げ等に使われています。
コンクリートは言わずもがな、建物の基礎として使われ、かなりの強度を持ちます。
それではモルタルとコンクリートについて詳しく見ていきましょう!
モルタルとコンクリートは何で出来ている?
モルタルとコンクリートの違いについては先程述べました。
その違いが砂利であるならば、それ以外は同じという事になりますよね?
それ以外の内容は「空気・水・セメント・細骨材(砂)」になり、この4つを合わせるとモルタル。これに粗骨材が加わる事でコンクリートとなります。
「空気・水・セメント」だけならばセメントペーストとなります。
先程述べた5種類の素材を合わせただけのコンクリートをプレーンコンクリートと呼び、ここから更に混和材料と呼ばれる様々な素材を混ぜて強度を上げたり機能を追加したりします。
モルタル及びコンクリートの作り方
では実際にモルタルやコンクリートを作るにはどうするか、順を追って説明しましょう。
①空練り…セメントと砂を混ぜ合わせ、コンクリートを作る場合は更に砂利を追加で加えてまた混ぜる
②水練り…①で混ぜた材料に水を少しずつ加えながら混ぜます。
③練上り…スコップですくっても流れない程度に練上がれば完成です!もし型に流すのならば更に柔らかくても良いでしょう。
後始末にご注意!
モルタルやコンクリートは水の中でも固まる性質を持つため、排水溝に流すと詰まる原因になります。
庭があれば穴を掘って流し込むと良いのですが、庭が無い場合は土嚢袋等でろ過すると良いかもしれません。
以上、モルタルとコンクリートの違いでした!
この記事のライターさん
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1982年生まれ
デザイナーを目指すも挫折し、現在はしがない事務員である。
今まで適当に生きてきた為年収はあまりないのである。
現在不動産関係の資格を取得する為勉強中
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