法律にアパートの定義は無い!?マンションとアパートの違い

マンションのアパートの違いってご存知ですか?

世の中には曖昧な物事というのは非常に良くありますが、マンションとアパートの定義の曖昧さもその一つです。

 

そこで今回はその曖昧さを何とかしようと法律まで調べて違いを調べてみました!

まずは一般的な認識を見てみよう!

法律を調べる前に、あなたはマンションとアパートの違いをどの様に取られていますか?

インターネットを調べてみると、この様に出てきました。

マンション

  • 鉄筋コンクリートで作られて火にも強そう
  • 階数が多くて高い
  • アパートより高級そう・遮音性が高い
  • エレベーターがついている
  • 高級賃貸アパート

アパート

  • 階数が少ない。2階とか3階建て
  • 古くて安い
  • 木造が多くて火に弱そう

とまぁこんな感じでしょうか?ではさっそく法律の方で見てみましょう。

a6ac1b479402f945940f87669a882c79_s

アパートとマンションの定義

アパート編

さて、アパートで法律の定義を調べようと、インターネットで検索してみると「マンションとアパートの定義は曖昧」←こればっかりです…。もしかしてアパートって法律としては出てこない…?

Wikipediaには

物の内部を複数に区切り、それぞれを独立した住居として居住用として供与する集合住宅

と記述されていました。ちなみに英語のApartmentから出来た和製英語だそうです。

マンション編

アパートの定義が曖昧ならマンションも…と思ったら、ありました!

「マンション管理適正化法」という法律の名前になってますよ!さすがマンションさんやでぇ…。

その中にマンションとは何かが載っていました!ちょっと難しいのですが、頑張って説明します!

①区分所有者が2人以上居て、人が住む専用の部屋があるもの」

事務所や店舗でなく、人が住む為の部屋がある建物で、その部屋を所有している人が二人以上いる事が条件の一つみたいです。

区分所有者とは何かを語りだすとどんどんと法律を説明していかないといけなくなるのでここでは割愛しますが、簡単に言うとマンションの一室を買った人の事です。

尚、建物がある敷地と、その付属施設(物置とか)もマンションに含まれます。

②「一団地内の土地または付属施設」

団地の中にある敷地や物置などの付属施設が、数棟の建物の共有物として属している場合は、その敷地や付属物がマンションに含まれます。つまりマンションとは建物そのものだけを指すわけではないようですね。

0d30a0c90f43cb5050b388d3877a0b45_s

まとめ

まとめると、「アパートには明確な定義は無いがマンションには明確な定義がある」という事がマンションとアパートの違いになる?という事です。

ちなみにイギリスやアメリカではマンションは豪邸を意味しますので、日本と同じ意味では使われないので要注意ですよ!

この記事のライターさん

freelance
1982年生まれ
デザイナーを目指すも挫折し、現在はしがない事務員である。
今まで適当に生きてきた為年収はあまりないのである。

現在不動産関係の資格を取得する為勉強中

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)