過ぎたら危険!マヨネーズの賞味期限目安【未開封・開封後・手作り】

マヨネーズ

冷蔵庫にマヨネーズの入っていない家庭なんてまずないでしょう。

日本人にとって非常に身近な調味料のマヨネーズですが、調味料の中ではトップクラスに腐りやすいイメージを持っている方も多いでしょう。

しかし実際に賞味期限はどれくらいあるのか、把握している人はどれくらいいるでしょうか。

 

どれくらいまでなら食べても問題ないのか。
腐ったマヨネーズを食べるとどのような症状が出るのか。

気になる点を調べてみました。

意外に腐りにくいマヨネーズ

食卓に置かれたマヨネーズと料理

料理などする人にとっては当たり前ですが、マヨネーズは

  • お酢

を混ぜ合わせて作られています。

 

卵が非常に腐りやすい食材なので、原材料をみると賞味期限は短そうに感じますよね。

しかし実はそうではありません。

塩と酢の防腐効果

確かに卵は非常に腐りやすく、卵を使用した食品の賞味期限は非常に短いことが多いです。

しかしそれと同時に、塩・酢には強い殺菌・防腐効果があり、簡単には腐りません。

塩や酢に付けられた漬物が何年も保つということを考えれば、その殺菌力・防腐力は大変なものだとご理解いただけるでしょう。

 

しっかりと塩・酢と混ぜ合わされた卵は、その影響でなかなか腐らなくなります。

マヨネーズに保存料は入っている?

賞味期限が長いと聞くと、保存料が入っていると疑いたくなるもの。

 

しかしマヨネーズはJAS規格で保存料を使用することができなくなっていて、市販されている全てのマヨネーズに保存料は添加されていません。

カロリー・塩分が多いので食べ過ぎはいけませんが、保存料の心配はあまりしなくても良い調味料というわけです。

マヨネーズの賞味期限

新鮮なサラダとお皿に盛り付けられたマヨネーズ

腐りにくいとはいっても、やはり賞味期限は存在します。

開封前

マヨネーズで有名なキューピーによると、開封前のマヨネーズに関しては賞味期限が以下のように表示されています。

マヨネーズの賞味期間は、開栓前はボトル入り(450g以下)、瓶入りが12ヵ月です。700g以上のボトル入りは10ヵ月です。
また、開栓後は冷蔵庫で保存し、1ヵ月を目安に召しあがってください。

引用:キューピー

その他メーカーのマヨネーズも概ね1年が賞味期限とされているようです。

食品に記述されている賞味期限は全て開封前のものですので、開封後は賞味期限は目安にしかなりませんので注意して食べましょう。

開封後

賞味期限は開封前に限ったものなので、開封後の賞味期限というものは基本的にはありません。

あえて言うのでしたらキューピーのHPにも書かれている1ヶ月といったところでしょうか。

しかし実際には開封したマヨネーズを1ヶ月で完食できる家庭はそうはないでしょう。

 

参考のために、世間の人達は開封後どれくらいまでをセーフとしているのか調べてまとめてみました。

※賞味期限を保証するものではなく、消費者の口コミですので自己責任にてご判断お願いします。

  • 冷蔵庫で保管すれば1年はいける。
  • 油が分離してなかったら気にせず食べる。
  • 味が変化しない限り気にしていないし、それでお腹を壊したこともない。
  • 賞味期限内に使い切れるように小さなマヨネーズしか購入しない。
  • 冷蔵庫にも入れず1年経ったものを食べていたが大丈夫だった。

 

多くの人が賞味期限をほとんど気にせず使用しているようですね。

しかし食中毒なんてことになれば医療費等でマヨネーズ代どころではないので、過信はせず、危ないかな?と思ったら廃棄しましょう。

手作り

手作りでマヨネーズを作る凄腕主婦もいるそうですが、手作りマヨネーズの賞味期限は市販品と違い極端に短くなります。

賞味期限が大きく違うと聞くと、市販品には防腐剤が入っているからと考えたくなりますが、マヨネーズに防腐剤を入れることは禁止されているため防腐剤が理由ではありません。

 

市販のマヨネーズは原材料を粒子状に細かく分解し、卵を塩や酢でコーティングしているからなのです。

これは手作りで行うには不可能なもので、家庭で作るマヨネーズにはどうしても細かいムラができてしまいます。

そのため、市販品とは全く違う賞味期限になってしまうというワケなんですね。

 

原材料の分量・製造方法・気候などにより上下しますが、1日~1週間ほどで腐ることが多いようです。

生の卵と同じ程度の賞味期限と考えると良いでしょう。

マヨネーズでの食中毒

腹痛でお腹を押さえる男性

市販マヨネーズでの食中毒事件は調べてもほとんど見つけることが出来ませんが、手作りマヨネーズでの食中毒は度々報告されているようです。

どのようなものかというと、卵に入っているサルモネラ菌が繁殖してそれを食した人が下痢、嘔吐、腹痛、発熱などで病院に運び込まれるというもの。

 

サルモネラ菌での食中毒は重症化した場合、最悪死に至る可能性もあり恐ろしいものです。

お手製マヨネーズは味の調節もできて美味しいのですが、調理後はすぐに食べ切るよう心がけなくてはいけません。

まとめ

一般的なマヨネーズは腐りやすいというイメージとは全く逆の調査結果でした。

そういえば私の冷蔵庫にも1年以上前のマヨネーズが・・・(笑)

 

ただし自家製マヨネーズはイメージ以上に腐りやすいようなので、作ったらすぐに完食するようにしましょう。

もしも食中毒になったらシャレになりません。

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