大人も子供も大好き肉団子!
ご飯のおかずにはもちろんのこと、他にもお弁当やちょっとしたおやつにと大活躍です。
でも、ついつい作り過ぎて残っちゃうことってありませんか?
そんな時のリメイク料理をご紹介します。
目次
いろんな種類の肉団子
肉団子のリメイクと一言でいっても、
- 味付け自由な味のついてない肉団子
- 甘酢味の肉団子
- ケチャップ味の肉団子
などと、リメイク前の肉団子の状態は様々です。
他にも、
- 鶏ひき肉から作られた肉団子
- 豚ひき肉から作られた肉団子
- 合いびき肉から作られた肉団子
などと、元となるお肉によっても肉団子の味も変わってくるというものです。
そのため、リメイクするならリメイク前の肉団子の状態に合った方法でリメイクしていくと味も決まりやすく、美味しくいただくことができます。
元の味を生かすリメイク料理
スーパーで買ってきたレトルト(冷凍)の味付け肉団子。
お弁当に入れるために買ってきたはいいけれど、ちょっと余っちゃった!なんて経験ありませんか?
例えばですが、こんなリメイク料理があります。
甘酢味のリメイク
基本、甘酢味の肉団子は中華料理に使いやすいです。
酢豚(甘酢味)
野菜を炒めた後に、タレとともに投入するだけでも味が決まります(タレの量にもよるので調整は必要)。
あんかけ
あんかけ焼きそばなど「餡もの」にも最適です。
ケチャップ味のリメイク
ケチャップ味は甘酢味よりも幅が広がります。
酢豚(ケチャップ味)
甘酢味同様、野菜を炒めた後に、タレごと肉団子を投入することで味が決まります(タレの量にもよるので調整は必要)。
ミートソース
ミートソースを作った後にそのまま投入すればできあがり。一緒に煮込む必要はありません。
チーズ焼き
耐熱皿にバターを塗って、ケチャップ味の肉団子を投入(炒めたキノコ類・玉ねぎなど野菜を入れてもおいしい)。
とろけるチーズ・パン粉・粉チーズを上にかけてトースターで焼けば出来上がり。
リメイクするときの肉団子の状態
味付けもリメイクの大切なポイントとなりますが、「肉団子の形そのままにリメイクするか」「肉団子の形を変えてリメイクするか」という肉団子の形状を変えるか変えないかというのもまた大切なポイントとなります。
肉団子そのままで活用
元の肉団子の味はともかく、まん丸な肉団子のままの形状で利用するなら、
- カレー
- 煮物
- ロールキャベツ
- 鍋
- お味噌汁
- シチュー
- グラタン
などといったものにリメイクすることができます。
肉団子を刻んで活用
まん丸な肉団子を刻めば、リメイクの幅も広がります。
- 麻婆豆腐
- チャーハン
- オムレツ
- グラタン
- ドリア
- 中華丼
- そぼろ餡に使うそぼろとして
など、視点を変えれば、いろんなアイデアが浮かんできますよ。
自分で作る肉団子
手間がかからずスグに食べられる既製品の肉団子もおいしいですが、自分で作った肉団子はまた一味違っておいしいですよね。
忙しい方などは、作る時だけ面倒くさいかもしれませんが、大量に作っても冷凍保存ができますし、いろいろ便利な面もあるのでオススメですよ。
肉団子を、鶏ひき肉・豚ひき肉・合いびき肉、どれで作るかはお好み次第です。
ものによって味付けも変わってきますが、まずは最もシンプルな作り方をご紹介します。
鶏ひき肉の肉団子
材料
鶏ひき肉…300g
卵…1個
長ネギのみじん切り…1/2本
片栗粉…小さじ1
塩…ひとつまみ
味噌…小さじ1
作り方
- 材料全てをビニール袋に入れます。
- 空気が入らないよう、そして材料が飛び出さないように袋の口をしっかり握り、あとはひたすら材料全てが混ざるよう空いている片方の手でモミモミしていくだけ(全体が混ざりひき肉に粘りが出たらできあがり)。
できあがったら、ビニール袋の下端部分を少し切って絞りだし丸い形を作れば鶏ひき肉の肉団子の完成です。
そのまま使うもよし、冷凍保存するもよし、自由に使いましょう。
豚ひき肉の肉団子
材料
豚ひき肉…300g
卵…1個
長ネギのみじん切り…1/2本
酒…大さじ2
片栗粉…大さじ1
塩こしょう…少々
おろし生姜…小さじ1
作り方
鶏ひき肉の肉団子同様、ビニール袋に入れてモミモミするだけ(全体が混ざりひき肉に粘りが出たらできあがり)。
ビニール袋の下端部分を切って絞りだし、丸く成形すれば豚ひき肉の肉団子の完成です。
合いびき肉の肉団子
材料
合いびき肉…150g
卵…1個
玉ねぎのみじん切り…1/2個(なるべく細かくした方が成形しやすい)
パン粉…大さじ3
牛乳…大さじ3
塩こしょう…適量
作り方
- フライパンを熱し、サラダ油を入れたらみじん切りにした玉ねぎを炒めます。
- 玉ねぎに程よく色がついたら塩コショウで味付けをし、火を止めて粗熱をとります。
- ボールの中にパン粉を入れて更に牛乳を入れ、パン粉をふやかしておきます。
- 別のボールに合いびき肉を入れ、塩コショウをふり、ザッと手で混ぜておきます(あくまでもザッと。こねてはいけません。)。
- 合いびき肉が入ったボールの中に、炒めた玉ねぎ・混ぜておいたパン粉と牛乳・卵を入れ、全部がしっかり混ざるよう、そして合いびき肉に粘りがでるよう、手で混ぜていきます。
適量を手にとり両手の平でコロコロと回して丸く成形したら、合いびき肉の肉団子の完成です。
基本、ハンバーグ種と一緒ですので、ハンバーグとしてもおいしくいただけます。
※また、それぞれの肉団子を「焼いてから」「揚げてから」と手を加えてから冷凍保存することもできます。この場合は、解凍しなくても冷凍のまま調理することもできますし、電子レンジでチンするだけでそのまま食べることができます。
誰にでもできるリメイク料理
リメイク料理は節約にも時短にもなる便利な調理法です。
ちょっと難しいように感じもしますが、実はポイントさえ掴んでおけば以外と簡単なんですよ。
肉団子に限らずどんな食材のリメイクにも使えるポイントをご紹介します。
リメイクのポイント
プラスアルファで変化をつけていく
最初の味にこだわらず、味を変化させていきましょう。
トマト味であればマヨネーズを足してまろやかに、カレールーを足してカレー味にと変化をつけていきます。
そこに豆類やキノコ類などを足していくと、また違った料理ができあがります。
薄味のものから始めよう
最初からリメイク目的なら薄味のものを手に入れましょう。
自分で作るにしても既製品の肉団子にしても、塩コショウのみでほぼ味付けをしていないシンプル肉団子の方が、自由な味付けができて一番リメイクしやすいです。
包んで揚げれば何とかなる
食材にもよりますが、春巻き・餃子・シュウマイの皮などに包んで揚げたり焼いたりしてしまうと、案外何でもおいしく食べられてしまうものです。
グラタンや肉じゃがのリメイクもこの方法でおいしく食べられますし、肉団子も同様においしく食べられます。
このリメイクでなら、食卓のおかずとしてはもちろんのこと、おつまみやおやつとしてもおいしくいただくことができます。
まとめ
肉団子のリメイク料理、いかがでしたでしょうか?
肉団子というとリメイクの調理の幅が狭いように思われがちですが、意外といろんなリメイク調理があるんです。
肉団子は調理次第でメインにも、ちょっとした副菜にもなる便利な食材です。
ぜひ作ってみてくださいね。