鼻水ズルズル、つらいつらいアレルギー性鼻炎。
とにもかくにも出る鼻水を止めなくては、仕事も勉強も何もかもがはかどらないですよね。
巷には手軽に買えるアレルギー性鼻炎薬がたくさんありますが、たくさんありすぎてどれがいいのか分からない・・
さて、皆さんどんな市販薬を使っているのでしょうか?
まずはアレルギー性鼻炎について、またアレルギー性鼻炎薬についてご紹介していきます。
目次
アレルギー性鼻炎とは
アレルギー性鼻炎とは、花粉やホコリが原因で起こるアレルギーのこと。
鼻水・鼻づまり、くしゃみなどの症状が出ます。
ウィルスや細菌が原因で起こる病気ではないため、残念ながら基本的に完治することはありません。
とはいえ、そのまま鼻水を垂らした状態では日常生活に支障が出ることも。
薬等を使って症状を上手くコントロールし共存していくしかありません。
アレルギー性鼻炎に有効な成分
アレルギー性鼻炎の薬には「抗ヒスタミン薬」がよく使われています。
この抗ヒスタミン剤。アレルギーの元となるアレルゲンを除去してくれるというアレルギー持ちの人には非常にありがたい働きを持っています。
ただ、そんな効果的な作用がある反面、「眠くなる」「口が渇く」という副作用を持っています。
しかし、最近では様々な研究の結果、これら副作用の軽減に成功した薬(第2世代抗ヒスタミン剤)が開発されてきていて、先代の抗ヒスタミン剤に代わり活躍中です。
今あるアレルギー性鼻炎薬の多くは、この「第2世代抗ヒスタミン剤」を使用しています。
市販薬のオススメランキング
効果的&人気のあるく市販薬をご紹介します。
1位.アレジオン20
くしゃみ・鼻水に優れた効果を発揮するとして一番人気なのが、この「アレジオン20」です。
第2世代抗ヒスタミン剤使用ですので、眠気や口の渇きなどの副作用はありません。
1日1回就寝前に飲むタイプです。
2位.アレグラFX
こちらも第2世代抗ヒスタミン剤を使用しています。
1日朝晩2回服用するタイプで、継続して服用していくごとに効果を発揮していきます。
効果のほどはアレジオン20と互角といったところ。
3位.コンタック鼻炎Z
1日1回就寝前に飲むタイプです。
第2世代抗ヒスタミン剤使用でありながら、眠気がわりと強い・・というのが難点の薬。
でも、効果は上位2つと比べて強い傾向にあります。
(※2017/01/31までは第1類医薬品なので、購入には薬剤師の許可が必要です。)
4位.コンタック600FIRST
1日2回飲むタイプです。
アレルギー症状の出始めから飲むとより効果を発揮してくれます。
アレルギー症状を抑えるだけでなく、症状の悪化も防いでくれる薬となります。
眠気は強い傾向にありますので注意して下さい。
5位.ストナリニZ
1日1~2回の服用、糖衣錠なので飲みやすいタイプとなります。
効果が高いと口コミの評価は高いのですが、コンタック600FIRST同様に眠気が強くなる傾向にあるため、心配な方は就寝前に飲むなどと工夫が必要です。
(※2017/01/31までは第1類医薬品なので、購入には薬剤師の許可が必要です。)
6位.パブロン鼻炎カプセルSα
1日2回服用するタイプのカプセル型です。
特に鼻づまりに効果的ということで、以前から人気のある薬です。
アレルギー性鼻炎だけでなく、副鼻腔炎や急性鼻炎にも効果があります。
7位.龍角散鼻炎カプセル
龍角散というとのど飴をイメージする人も多いかと思われますが、鼻炎薬も出しています。
朝夕の1日に2回飲むカプセルタイプの飲み薬です。
鼻炎から起こりうる諸症状によく効き、持続時間も長く副作用も少ないので人気のある薬となります。
8位.エージーノーズアレルカット
こちらはスプレータイプで直接鼻の中に吹き入れるタイプとなります。
1日3~5回程吹きかけて使います。
飲み薬程の効果は無いものの、ちょっとした鼻水・鼻づまりに効果を発揮します。どちらかというと、程度の軽いアレルギー性鼻炎の方にオススメです。
使い心地で「ソフト」「クール」「モイスト」3タイプありますので、お好みに合わせて。
9位.コルゲンコーワ鼻炎ジェルカプセル
通常、薬は「食後服用」などの条件付きとなりますが、コルゲンコーワ鼻炎ジェルカプセルは、特に飲むタイミングを選ばないタイプ。
飲みたい時に飲むことができて便利です。
副作用も少ないので安心して飲める薬として人気があります。
10位.パブロン点鼻
こちらはスプレータイプとなります。
効果の程は全体から見てもちょっと弱め・・でも、小さな子どもにも使えるということもあり人気のある薬となります。
効果が弱めなのでついつい何回も使ってしまいそうになりますが、使いすぎは悪化のもとに。
1日の使用制限量は守るようにしましょう。
アレルギー性鼻炎薬と風邪薬
風邪でありながらアレルギー性鼻炎薬を飲んだり、アレルギー性鼻炎でありながら風邪薬を飲んだり。
どちらの薬も鼻水・鼻づまりを改善する効果はあるものの、症状と違う薬を飲まないよう十分気を付けて下さい。
アレルギー性鼻炎は基本的に、
- さらさら質で透明な鼻水
- 鼻のみならず、目もかゆい
- 日中もかゆいが、朝晩が特にかゆい
などという特徴を持ちます。
風邪であれば、鼻水・鼻づまりに加え、体のだるさや喉の痛みや熱などの症状があります。
そもそも「かゆい」という症状はありません。
自分の症状が本当にアレルギー性鼻炎なのかどうか確認をしてから適切な薬を飲むようにしましょう。
最後に・・
アレルギー性鼻炎は、我慢してどうにかなるとかいうものではありません。
「つらい・・つらい・・」で毎日過ごすのではなく、自分に合った薬を探して毎日楽しく過ごせるようにして下さいね。
どのアレルギー性鼻炎薬を選ぶかはあなた次第。
自分に合う薬を探せばつらいその症状を緩和させることができますよ。