「自律神経」という言葉を聞いたことがありますか?
この自律神経、乱れると非常に厄介な代物で・・・これの不調のおかげで体調が悪いのは確かな場合でも、病院で検査しても体自体には異常が見つからないのです。
そのため、治療は困難を極めることも。
しかし、ここ最近そんな自律神経による病気をウォーキングで治すことができるとの噂が!
これ、本当なのでしょうか?
自律神経とは
自律神経とは、主に「循環器官」「消化器官」「呼吸器官」などの神経で、24時間私たちの体のバランスを調整し続けてくれています。
活動時に必要な交感神経と、就寝など休息時に必要な副交感神経の2つから成り立っており、これにより昼夜どのような状態においても体がバランス良く保てるようになっています。
自律神経とウォーキング
交感神経と副交感神経・・どちらもバランス良く成り立っていないと自律神経が保てません。
自律神経の乱れの多くは副交感神経の働きが弱まっていることに原因があるため、何らかの対策により副交感神経を高めることが必要となります。
そこで、最近効果的ではないかといわれているのがウォーキング!
副交感神経を高めるためには息を「深く吸って大きく吐く」という呼吸法が効果的。
ウォーキングは体を適度に動かせ、また同時にこの呼吸法ができる最適な運動なのです。
ジョギングなどハードな運動では、どうしても呼吸を意識することができませんし、ハードな運動は誰にでもできるとは限りませんよね。
それに対し、ウォーキングは呼吸法が意識できる運動である他、子どもから高齢者まで、はたまた運動が苦手な人にもできる気軽な運動なのです。
また、ウォーキングの効果は他にも・・
- 肺機能・血液状態の改善
- ストレス解消
- 肥満・運動不足解消
- 脳の活性化
などの効果があり、これらも全て自律神経の乱れの改善に役立ちます。
本当にウォーキングは効果的?実践している人はいるの?
ウォーキングを実践している人達の口コミをご紹介します。
結局のところ、ウォーキングって効果アリ?
数ある口コミの中から一部をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
「完治した!」との声は残念ながらありませんでしたが、皆さん何となくの改善の兆候がみられているようです。
特に多かったのが「よく眠れるようになった」との意見。
副交感神経の高まりはリラックス時に起こりますので、これもまたウォーキング効果ということができますよね。
また、「スッキリする」との意見も見られました。
- 頭の中がスッキリする
- 気持ちがスッキリする
これらもまた自律神経の乱れの元である「ストレス」を解消するために必要なことです。
なかなか歩くための時間がとれないとの意見もありましたが、それでも続けている人にはそれなりに何らかの変化が訪れている模様です。
全てを解決してくれるというわけにはいかないものの、それでもウォーキングをすることで自律神経は徐々に正されていくといえるのではないでしょうか?
最後に・・
ただ歩くだけでは意味がありません。
腕を大きく振り、地面にしっかり足をつけて歩くようにしていきましょう。
そして、重要なポイントとして「大きく吸って大きく吐く」という呼吸法を意識しながら歩くこと。
最初は近距離から始めて、慣れてくるにつれて少しずつ長距離にするなどの工夫も大切です。
要は、続けることが大切。
継続は力なり・・あなたの原因不明のその体調不良、それはもしかしたら自律神経の乱れかもしれません。
あなたもウォーキングを始めてみませんか?