冷え性は、そのままにしておくと不妊症や生理不順など様々な体調不良の原因になる症状です。
そんな冷え性が身近な食材で改善させることができるってご存知でしたか?
- 手足が冷たい・・
- 冬だけでなく、夏でも冷える・・
そんな冷え性の方、必見です!
目次
冷え性について
低体温症とは違い、体温が低いわけではなく、「一般的に寒いと感じない気温(夏などでも)であっても身体の一部が冷えてつらい」と感じることを冷え性といいます。
その原因は月経の影響や低血圧などが原因とされていて、男性よりも女性に多い症状です。
程度についての個人差はあれど、女性の7割、男性1割という割合で冷え性患者がいるといわれています。
身体を温める食べ物
誰でも食べたことはある。そして、スーパーなどで手軽に買うことができる食材で冷え性は改善することができます。
【主な野菜類】
- 人参
- ごぼう
- 南瓜(かぼちゃ)
- 玉ねぎ
- にら
- ほうれん草
- 山芋
など
【調味料類】
- シナモン
- コショウ
- 塩
- 味噌
など
【香味野菜類】
- 生姜
- にんにく
- ねぎ
- しそ
- 唐辛子
など
これら食材には、主にこのような特徴があります。
- 茶、緑、オレンジと色が濃い傾向にある
- 寒い地方で栽培され、秋冬に収穫される
- 実が硬く、水分は含まない(茹でないと食べられない傾向にある)
- 地中で育つ(根菜)
このような特徴を持つ食材は他にもありますので、食材選びの際は是非参考にしてみてください。
【食べ方のポイント】
調理した料理は、冷めないうちに食べるのがポイントです。
温かく調理したものは、温かいうちに食べましょう。
食材・調味料類・香味野菜・・・比較的調理のしやすいものが揃っています。
相性の良いもの同士を組み合わせることで、より身体の温まる調理が可能となります。
身体を温める飲み物
食べ物だけでなく飲み物でも冷え性を改善してくれるものがたくさんあります。
【主な飲み物】
- 日本酒
- 芋焼酎
- 赤ワイン(ホット)
- ほうじ茶
- 番茶
- 甘酒
- 人参ジュース
- りんごジュース
- ホットココア
- 生姜紅茶
- シナモンティー
- 烏龍茶
など
基本的に、常温かホットで飲むようにしましょう。
キンキンに冷やして飲むというのは、お薦めできません。
身体を冷やす食材
身体を温める食材もあれば、反対に身体を冷やす食材もあります。
冷え症改善のためにも覚えておきましょう!
【主な野菜類】
- トマト
- 胡瓜(きゅうり)
- 茄子(なす)
- キャベツ
- レタス
- こんにゃく
など
【主な果物類】
- バナナ
- スイカ
- 柿
- オレンジ
- りんご
など
【主な調味料類】
- 白砂糖
- 小麦粉(小麦)
など
これら食材には、主にこのような特徴があります。
- 比較的、薄く白っぽい色をしている
- 暑い地方で栽培され、春夏に収穫される
- 実が柔らかく、水分が多く含まれている
- 地中ではなく、地上で育つ
また、添加物が含まれている食材も身体を冷やす傾向にあるので、食品選びの際は気をつけてください。
身体を冷やす飲み物
いつも飲んでる飲み物が冷え性を悪化させている可能性もあります。
気をつけてくださいね。
【主な飲み物】
- コーヒー
- コーラなど炭酸飲料
- 清涼飲料水
- 果汁成分の少ないジュース
- ビール
- 白ワイン
- ウィスキー
など
コーヒーは意外なような気もしますが、コーヒーの原料であるカカオが温暖な地域を産地としていますので、冷やしやすい飲み物と分類されます。
身体を温めるためのポイント
冷え性を改善するためにはいくつかポイントがありますので、覚えておきましょう。
【血液の質を変える】
私達の身体に流れている血液は、本来、サラサラな状態が正常です。
でも、不摂生な食生活をしていると、いつの間にか血液がドロドロな状態になってしまいます。
このような状態では手足の先まで十分に血液を行き渡らせることができないので、手足が冷えてしまうのです。
冷え性の改善は、「血液をドロドロからサラサラへ」がポイントです。
【サラサラのポイント】
◼ 常温で食べる
「夏野菜(生野菜)は身体を冷やす」とよく言われますが、実はこれ、暑い夏に夏野菜を冷やして食べることからきているだけのこと。
夏野菜でも、冷やさず常温で食べれば血液サラサラ効果に役立ちます。
◼ よく噛んで食べる
生野菜は消化に悪い傾向にありますので、よく噛んでしっかり消化させるようにしましょう。
◼ 季節の野菜を食べる
どんな野菜も一年中手に入る時代ではありますが、本来の季節に合ったものを選ぶようにしましょう。
季節外で育ったものよりも栄養をたっぷり含んでいます。
サラサラ効果のある食材例としては、「玉ねぎ 海藻類 ナッツ類 緑黄色野菜」などがあります。
バランスのいい食事を心がけることが大切です。
目安として「野菜類7:肉魚類3」で食べるのがお薦めです。
食べる順番にもポイントがあり、野菜、特に生野菜から食べるようにすると血液のドロドロ化が抑えられ冷え性の改善につながります。
どうしても食生活を正せない人対策
本来であれば上記のように食生活を気をつけ、冷え性を改善させていくのがベストです。
しかし中には仕事や育児などで、どうしても毎日食事をに気を配ることが難しい方もいるでしょう。
そのような人は、サプリメントの力を借りるのも1つの案です。
ネイチャシードが「金時ショウガ+ヒハツ+クラチャイダム」というダイエットサプリメントを開発&販売していて、使用者の口コミも上々の様。
ダイエットサプリなので冷え性とは関係なさそうですが、「体を燃焼させて脂肪を燃やす」ことを目的としたもので、「体重はあまり落ちてないけど、冷え性は良くなった!」という声もあるほど。
検討してみても良いかもしれません。
金時ショウガ+ヒハツ+クラチャイダム
もちろんサプリメントを飲んでいるからOKということではなく、あくまでサポートとして使えば、あなたの冷え性改善に役立ってくれることでしょう。
最後に・・・
胃や腸に摂り込まれた食べ物は、消化する際に体内のエネルギーを必要とします。
「身体を温める食材」と「身体を冷やす食材」の2つの違いは、この消化する際のエネルギー量にあります。
冷やす食材は温める食材に比べ、消化する際により多くのエネルギーを必要とします。
エネルギー消費は身体の熱を奪いながらされるため、身体がより冷えやすい状況となってしまうのです。
ただ、だからといって温める食材ばかり食べていても冷え性改善にはなりません。
バランス良く食べることを心がけることを第一とし、そして、食べ物だけに頼らず入浴・服装・適度な運動やエアコン等周りの環境にも気を配っていくことが大切です。