老いは誰にでも訪れるものです。
でも、同じ老いるでも、弱った体で老いるのか、健康な体で老いるのかとでは意味合いが変わってきますよね。
どうせ老いるのならば健康な体で長生きしたい・・・多くの人はこう思うものではないでしょうか?
では、どのようにしていれば元気長生きできるのでしょうか?
自分の体重に注目をしよう
あなたの体重は何㎏でしょうか?
基本的に体重の変動が激しい人は要注意・・・体重は安定するよう心がけてくださいね。
とはいえ、安定さえすれば何㎏でもいいというわけではありません。
BMIってご存知ですか?
太っている度合いを示せる数値のことで、(体重(kg)/{身長(m)×身長(m)})という式から導き出すことができます。
健康である場合、一般的にこのBMI数値が22前後であることが好ましいと言われています。
太り方の目安として使ってみてくださいね。
足腰鍛えて健康に
長生きをするためにも足腰の健康は大切な要素の1つです。
歳をとると足腰から弱る傾向にありますので十分に注意してください。
激しい運動でなくても良いのです。
「ウォーキング」など、日常こまめに動くことで足腰を鍛えることを心がけてみて下さい。
とある研究結果によると、歩くのが早い人ほど長生きする傾向にあるとのこと・・・無理に早く歩くというのではなく、足腰がしっかりしていれば早く歩くことができるということです。
歳をとるとともに足腰が弱ると、歩くスピードも遅くなります。
日頃からなるべく歩くよう心がけて足腰を鍛えることは元気に歳を重ねる1つの方法といえます。
記憶力に自信がありますか?
「歳をとった・・・」と感じることの一つに記憶力の低下があります。
基本的に歳をとると短期の記憶力が衰えるといわれているので要注意ですよ。
短期の記憶力は余命とも関係しているとの噂も・・・。
短期の記憶力低下予防には、まずは脳血管を正常に保てるよう心がけることが重要です。
バランスのいい食事を心がけるとともに血圧を正常値に保ってくださいね。
また、しっかり水分を摂ることも重要です。
ちょっと大変でも、日常生活もしっかりと体を動かすようにして心身の働きを保てるよう維持してくださいね。
それでも、どうしても短期の記憶に自信がなくなった場合は、メモ書きをするなどして自身の記憶を呼び覚ますようにしましょう。
仕事(やるべきコト)
「働く」こともまた長生きの秘訣ということができるでしょう。
運動とまた違い、働くことで毎日の生活にメリハリが出てきます。
また、「仕事=やるべきこと」でもあるわけで、自分の役目がそこにあるわけです。
毎日決まった時間に起きて仕事に行く・・・仕事は生きる目的・活力を与えてくれるのです。
長寿である人達の中でも働いている人は多いとのこと。
90歳でも100歳であっても農作業などに日々勤しんでいる人は多くいるのです。
もちろん無理はいけませんが、「本当の本当にもう限界・・」という日がくるまで働き続けることもまた元気に長生きするコツの一つと言えるでしょう。
タバコは控えましょう
喫煙は肺がんを始め、様々な病気を発症する可能性を秘めています。
また、タバコを吸う人は吸わない人に比べて食品摂取量が少ない傾向にあるとともに運動など健康に関わる行動が少ないことがわかっているのです。
高齢になるに従い病気になるリスクはどんどん増えるので、タバコを吸っているのであればスグに禁煙するようオススメします。
飲酒も控えて
適度の飲酒はストレス解消などに役立つため、ある意味「薬」と考えられている傾向にあります。
ただ、それも摂取量が過剰になると「毒」となるので注意が必要となります。
アルコール中毒をはじめ、さまざまは病気の原因ともなることがあるお酒・・・病気だけでなく、事故などトラブルをも引き起こすこともあるので要注意です。
ただ、禁酒できれば禁酒がいいですが、無理に禁酒をする必要もありません。
元気に長寿を全うしたいのであれば、お酒は「ほどほどに」がオススメです。
血圧には気をつけて
高血圧であっても低血圧であっても、病気になる可能性があるので注意しましょう。
正常値を把握してキッチリ管理することが大切ですよ。
高血圧であると、動脈硬化などにより心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすので注意が必要です。
低血圧であれば、めまいやふらつきが原因で転倒・・・それにより大きなケガの可能性が出てくるので注意してください。
血圧を毎日測る必要はありませんが、健康診断に行き、定期的に測るようにしてみてください。
最後に・・・
規則正しい生活とバランスのいい食事、適度な運動が健康と長寿への第一歩。
もちろん、不摂生をしていても元気に長生きをしている人もいるわけですが・・・誰しもそうなれるとは限りません。
だから、もし心から「元気に長生きを!」と願っているのであれば、基本的なことからトライしていってみてください。
でも、「健康」という言葉にがんじがらめになってはいけません。
ある程度の「心の余裕」もまた元気に長生きできるコツの一つですよ。