とんかつを美味しく冷凍保存する方法!保存のポイント・解凍方法・おすすめ調理法も

レモンが添えられたトンカツ

とんかつが安売りしていたからいっぱい買っちゃった。でも「いっぺんには食べきれない・・・」という場合には、冷凍で保存するのがオススメです。

揚げたとんかつは冷凍保存できるのです。

大量に揚げて保存するのもおススメですよ。

保存のポイント

【用意するもの】

  • とんかつ(揚げたて、まだ温かいものは冷ましましょう)
  • ラップ
  • フリーザーバッグ(密閉できるなら普通のビニール袋でも)

 

【保存の手順】

とんかつは、空気が入らないようしっかりとラップに包みます

しっかりラップに包んだとんかつは、フリーザーバッグ等に入れます。

この時も空気が入らないようしっかり密閉します。

次に冷凍庫に入れます。

冷凍庫のどこに入れてもいいですが、冷凍庫の中の金属部分・または金属トレーなどにのせて冷凍すると、急速冷凍できるので解凍後によりよい状態を保てます。

※冷凍庫から出し、その後電子レンジ等で解凍する際は必ずラップは取り外してください。

解凍方法

生もの解凍がある電子レンジ

とんかつとしてそのまま食べたい場合、以下のような手順で解凍します。

そのままでおいしく食べるためのコツ

まず、冷凍庫から出したとんかつは「自然解凍」するか「電子レンジの解凍コース」にて解凍してください。

 

その後、以下のような手順で温めていきます。

  • お皿の上にキッチンペーパーをひき、その上にとんかつを乗せる(余分な脂をキッチンペーパーが吸い取ってくれる)
  • ラップはせずに電子レンジで20秒ほどほんのり温める(温めすぎるとお肉がパサパサになるので要注意)
  • 電子レンジ後、オーブントースターまたはグリルなどで焼く

 

電子レンジ後にオーブントースターなどで焼くというのがポイントです。ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、サクサクに仕上げるためにはこの手間が欠かせません。

電子レンジだけだとベチャッとしてしまいます。

様々な調理法

トッピングの多いかつ丼

揚げてあるとんかつの冷凍保存は、解凍せずとも調理できてとっても便利です。

煮るなど、何かしらの方法で調理する場合は解凍せずそのまま調理することができます。

オススメ調理法

かつ丼

かつ丼のつゆを作り、煮立たせたらそこに冷凍のとんかつをそのまま投入。その後卵でとじます。

念入りに煮立たせなくてもすぐに解凍されますので大丈夫です。

おろし煮

かつ丼同様に、つゆを作り煮立たせます。

大根おろしと冷凍のとんかつを解凍しないまま投入し仕上げます。

コツとしては、つゆを煮立たせてから入れること。
このように煮る場合は、調理前に解凍する必要がないので便利です。

冷凍前に一工夫

ちょっと手間ではありますが、冷凍をする前にちょっと工夫するとまた違う調理法が楽しめます。

 

例えば、買ってきた(揚げてある)とんかつを甘酢など餡状のものに漬けてから(漬けた状でも)冷凍保存します。

餡の量・餡の味付けにもよりますが、野菜と共に炒めれば野菜炒めや餡かけになりますし、そのまま電子レンジで解凍し(オーブントースターなどで温める必要なし)、上にタルタルソースなどをかければ南蛮漬け風になりおいしく食べられます。

揚げ物は冷凍できる

冷凍庫に入った沢山の豚肉

とんかつに限らず、ほとんどの揚げ物は冷凍保存することができます。

  • からあげ
  • チキンカツ
  • コロッケ
  • てんぷら

など、これらも全部冷凍で保存できます。

ただ、解凍方法を間違うとパサパサ・ベチャベチャとなってしまうので気を付けましょう。

 

一度解凍したものをもう一度冷凍する再冷凍はしないようにしましょう。

再冷凍は食材の状態が悪くなりおいしく食べることができない他、衛生上にも良くありません。

生のとんかつの冷凍保存

家庭用冷凍庫で作られた氷

揚げていない生のとんかつもまた冷凍保存が可能です。

 

冷凍するには、生の豚肉に小麦粉→卵→パン粉とパン粉がついた状態にしてからの冷凍となります。

冷凍する際は、「保存のポイント」に述べたようにラップ→フリーザーバッグ→冷凍庫といった手順にて冷凍庫に入れて保存してください。

生のとんかつを調理する際は、解凍せず冷凍のまま揚げます。

 

生のとんかつを冷凍保存したのちに揚げる際、なかなかうまく揚がらないという悩みは多くあるものです。

たいしたことではないのですが、揚げ方にちょっとしたコツがあるので覚えておきましょう。

揚げる際のコツについて

たっぷり目の油を使います。

 

少なくとも、とんかつがしっかり隠れるくらいの油の量は使うようにしてください。

底が浅いようなフライパンなどの調理器具は不可。鍋など底の深いものを使ってください。

 

温度にも要注意。

極端に油の温度が高いと外だけ焦げてしまって、中までしっかり火を通すことができません。

170度くらいの中温が適正温度。じっくり上げていくよう心がけて下さい。

 

程よく衣がキツネ色になれば出来上がりです。

常温の油からじっくり揚げるという方法もあります。
油ハネが嫌な人はこちらの方法の方がオススメです。

どちらにしても注意点としては、とんかつを油の中に入れたら色が付き始めるまでは触らないこと。触ると衣がはがれる原因となるので気を付けましょう。

 

安売りのとんかつ・大量に作って余ったとんかつ・お弁当などで余ったとんかつ、とんかつが余ったら全部冷凍してしまいましょう。

ちょっと食べたい時にはもちろん、お弁当にもスグ使えて便利です。
ときに冷凍食品を使うよりも便利ですよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)